
2008年、iPhone3Gの発売と共にリリースされた、Intua社のiPhone音楽制作アプリ「BeatMaker」。iOS DAWの可能性を示した草分け的アプリだ。
その後、2011年にはBeatMaker2をリリース。ワークステーションアプリとして進化を遂げ、根強い人気のアプリとなった。
そして2017年、6年ぶりのメジャーアップデートとなる「BeatMaker 3」がアナウンスされた。

BeatMaker 3の大きなアップデートの一つは、UIの変化だろう。公開されたスクリーンショットを見る限りでは、古さのあったBeatMaker 2から、シンプルなフラットデザインとカラーリングが印象的なiPadに最適化されたデザインになっている。

機能面では、Audio Units V3、IAA(Inter-App Audio)などiOSのニューテクノロジーに対応、MIDI機器との連携も大きくアップデートされている。また、64Padモード、複数のパラメーターを一度に制御可能なマクロ機能が追加された。

現在はiPadのスクリーンショットしか公開されていないが、iPhone、iPod touchにも対応するとアナウンスされている。
発売はQ2、Comming Soonとの事なので、4月頃になると予想している。

Garage Band、Cubasis、FL Studio Mobileなど次々に台頭するiOS DAWのパイオニアとして、BeatMaker 3がどんな進化を遂げてリリースされるのか期待したい。
詳細なスペックはIntuaサイトで確認できます。
Intua
http://intua.net